<博士号@家電メーカーさんの記事>
最近、家電機器に付与される長期保証の競争が加熱しています。
3年、5年は当たり前でついに10年保証まで登場しました。
最近、家電機器に付与される長期保証の競争が加熱しています。
3年、5年は当たり前でついに10年保証まで登場しました。
毎日使用しても10年直前に修理不能な故障した場合、新品になるのです。
こんな保証が本当に可能なのでしょうか?
こんな保証が本当に可能なのでしょうか?
10年近くなると、まずプラスチック(樹脂)部品が破損します。
モーターのブラシも摩耗します。
半胴体部分も異常を起こします。
普通に考えて、あまりにも保険会社のリスクが高いです。
そこで、保険会社勤務の知人に聞いてみたところ、
「抜け道があるのですよ」と次の話をしてくれました。
細かく保証内容が記載された”約款=やっかん”です。
この約款、非常に細かい文字で保証内容についてビッシリ記載されています。
モーターのブラシも摩耗します。
半胴体部分も異常を起こします。
普通に考えて、あまりにも保険会社のリスクが高いです。
そこで、保険会社勤務の知人に聞いてみたところ、
「抜け道があるのですよ」と次の話をしてくれました。
細かく保証内容が記載された”約款=やっかん”です。
この約款、非常に細かい文字で保証内容についてビッシリ記載されています。
長期保証の約款には、以下の3つが必ずあります。
①消耗品によるものは、保証対象外
②経年劣化によるものは、保証対象外
③予告なく約款の内容が変わる可能性がある
②経年劣化によるものは、保証対象外
③予告なく約款の内容が変わる可能性がある
どういう事?
消耗品や経年劣化によるものは保証対象外であり、
保証内容は、会社側の独断で予告なく変更しますよ、という内容です。
わかりやすくいえば、次のような内容です。
消耗品や経年劣化によるものは保証対象外であり、
保証内容は、会社側の独断で予告なく変更しますよ、という内容です。
わかりやすくいえば、次のような内容です。
①消耗品によるものは、保証対象外
あなた:「急に動かなくなりました」
作業員:「モーターが故障していますねえ。モーターは消耗品なので保証対象外です」
作業員:「モーターが故障していますねえ。モーターは消耗品なので保証対象外です」
②経年劣化によるものは、保証対象外
あなた:「急に動かなくなりました」
作業員:「◯◯部分の経年劣化による故障ですね。経年劣化は保証対象外です」
作業員:「◯◯部分の経年劣化による故障ですね。経年劣化は保証対象外です」
③予告なく約款が変わる可能性がある、に関しては。
散々宣伝をしても、約款の改定で10年後にサービスがなくなる可能性もあるわけです。
その他にも保証対象外には「過失によるもの」や「誤った使い方によるもの」や「気候や天災によるもの」等もあります。
「これは洗剤の入れ過ぎが原因の故障ですね」
「これは塩素系漂白剤によるサビが原因の故障ですね」
「地震の影響で配管がずれて故障したようですね」
保証対象外にする手段として約款は、なんとでも言える内容になっています。
約款ではなく「保証該当事例」をよく確かめてから契約をすることをおすすめします。